夫が浮気している疑いがあるため、探偵に調査を依頼したい…と考えた時には、やはり料金のことが気になります。
費用がいくらかかるか分からないと、安心して依頼できません。
浮気調査では一般的に、3つの料金プランが設定されています。
時間制プランと定額プラン、成功報酬プランです。
浮気調査の各料金プランについて、簡単にどんな内容なのか説明します。
時間制プラン時間制プランは、基本的に「単価×時間数」が料金になります。
調査員が増加すると、その分が加算されます。したがって、調査時間や調査員数によって料金が変動します。
仮に、1人の料金が1時間当たり1万円だった場合、調査員2名が15時間業務すると、1万円×15時間×2名=30万円になります。
わかりやすいため、よく選ばれているプランです。
予め調査時間や使う機材などが決められており、料金を前払いするプランが定額プランです。パックプランとも呼ばれます。
調査時間や調査員数によって料金が異なるため、30万円程度からあり、その時間によっては100万円ほどまで幅広くなっています。
その差は時間や人員などで変わります。
浮気調査の中で、最も多く利用されているのが成功報酬プランです。
着手金と成功報酬で基本的に構成されています。最後に実際かかった交通費や録画機器の消耗品などの諸経費も支払うことになります。
成功報酬プランは当然、調査に失敗した場合は料金を支払う必要がありません。
浮気調査の各料金プランのメリットとは、どんなものがあるのか解説します。
その利点が自分にとって一番良いと思える料金プランを選ぶと良いでしょう。
時間制プランの場合は基本的に1日単位の契約であるため、状況に合わせて対応できることです。
調査員を増やしたい場合や、調査時間を減らしたい時にすぐに変えられます。なお、時間単位とはいっても、最低調査時間を設けられていることがあります。
また、なんといっても感覚的に料金がわかりやすいことが挙げられます。そして、浮気を確実にする日時を突き止めていれば、かなり格安で利用できるプランです。
パックプランのメリットは定額制のため、追加の料金を請求されることがありません。
浮気調査では平均して20〜30時間が必要になるため、定額パックのプランでの依頼が割安になることがあります。
また、あとの請求に不安感もないでしょう。浮気の確証をつかむための調査などにおすすめです。
浮気調査は必ず成功するとは限らず、失敗することもあります。
失敗した際には費用を負担しなくて良いため、お金を無駄にしなくてすむのが最大のメリットです。
調査力に自信のある探偵であれば、プライドをかけて浮気調査に挑んでくれるというのも利点です。
ここでは各料金プランの注意点を解説します。
デメリットにもなりかねますので、こうした欠点があることを知らないままでは、あとからトラブルになることもあります。
しっかり把握しておきましょう。
調査が難しくて長期間に及ぶようになると、他のプランより割高になってしまいかねない危険があります。
例えば、浮気の確証が全く無い、女性と接触する機会の多い仕事である、などの場合は調査が長引きます。なお、時間制プランの時間単価は、他のプランより割高になってしまう傾向があります。
契約した時点で、調査時間や調査員の数、調査方法などが確定されることから、急な変更ができないため、キャンセルはできません。
仮に、キャンセルできたとしても、あまりお金は戻ってきません。
なお、浮気の事実が明確で、すぐに調査が終わるような場合は、パックプランだと余った時間分の調査費用を損することになります。
成功報酬プランで問題なのは、成功の根拠です。
どこまで解明できれば「成功」なのかが曖昧です。
また、「浮気をしていないことが分かった」場合の報酬はどうするのか、ということもあります。
なお、浮気がある程度はっきりしている場合は、成功報酬プランは避けた方が得策です。